四月に海外で発売と噂されているスマホ大手会社サムスンによる最新フラッグシップモデルスマホギャラクシーS8とS8プラスですが、デザインやスペックなどの特徴がほとんどソーシャルメディアでリークされたり、公式により公表されたりしました。去年のギャラクシーノート7の大失敗もあり、今年のS8はサムスンがブランドを維持するための渾身の製品だと思いますが、一体どうでしょうか。一緒に見ていきましょう。
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Galaxy S8スペック
モデル | Galaxy S8 | Galaxy S8+ |
---|---|---|
OS | Android 7.0 | |
チップセット | Exynos 9(8895)とSnapdragon 835の二種 | |
メモリ | 4GB | 6GB |
容量 | 64GB | |
画面/画面密度 | 5.8インチ/571ppi | 6.2インチ/529ppi |
画面解像度 | 2960×1440(2K) | |
カメラ | メインカメラ1200万画素;フロントカメラ800万画素 | |
通信 | 4G LTE:Cat.16/13 (1Gbps/150Mbps); Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac;Wi-Fi Direct;Bluetooth 5.0 | |
バッテリー | 3,000mAh(QuickCharge 2.0) | 3,500mAh(QuickCharge 2.0) |
重さ | 152g | 173g |
防水防塵 | IP68 | |
その他 | 3.5mmヘッドフォン;USB Type-C(v3.1); 256GBまで対応のmicroSDカードスロット |
上記の主なスペックの他に、特徴として、虹彩認証センサーを搭載しています。更に、サムスン自社のAI(人工知能)アシスタント「Bixby」も搭載しています。その他の変更として、画面占有率が84.26%(S8+では83.32%)まで上げましたので、ホームボタンを画面上に置き、指紋認証センサーも本体背面に設置しました。ディスプレイもHDR対応で、高色域化され、更に綺麗になりました。ちなみに、発売される本体カラーはアークティックシルバー、オーキッドグレイ、ブラックスカイ、メイプルゴールド、コーラルブルーという六種があります。
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Galaxy S8評価
Galaxy S8は間違いなく、現在Android陣営一番のフラッグシップモデルだと言えます。高い画面占有率のデザインで、「Infinity Edge」ディスプレイがより迫力を感じます。画面のサイズもS7より大きいです。専門のドックでディスプレイに接続すれば、パソコンのように複数ウィンドウ表示、マルチタスク、キーボードショートカット、ドラッグ&ドロップ、右クリック、Androidアプリ画面を拡大表示といった操作ができる「DeX」機能も斬新的です。更に、サムスン独自のAIアシスタント「Bixby」、よりシンプルになったシステムUI、虹彩認証Irisセンサーなども注目の所です。
しかし、Galaxy S8は優れたスマホですが、決して完璧では言えません。まず、カメラはほとんどGalaxy S7やS7 edgeと同じレベルで、性能の差はあまりないと判断できます。もちろん、S7のカメラも素晴らしい性能ですが、この点はスマホで撮影することの多い人にとっては減点になるかもしれません。そして、Galaxy S7 edgeの画面サイズが5.5インチに比べて、通常モデルのGalaxy S8は既に5.8インチで、S8+では更に6.2インチのウルトラサイズです。大画面がいい人は嬉しいですが、手の小さい方は操作するのに苦労する恐れがあります。続いて、画面が大きくなる一方、バッテリーはS7 edgeよりも小さくなりました。S7 edgeですら3600mAhですが、S8+では3500mAhで、S8では3000mAhです。バッテリー持ちが心配されます。最後、AIアシスタントBixbyですが、まだまだ未熟で、現在はサムスン自身のアプリしかサポートできませんので、あまり活用できません。ユーザー体験は「Googleアシスタント」、「Siri」、「Alexa」に比べて劣っていて、今後の改善が期待されます。
以上が現在入手できるサムスン最新フラッグシップモデルスマホ-ギャラクシー S8とS8+についての情報と分析です。上記の内容を読み、Galaxy S8/S8+を買いますか、買いませんか迷っている方が良い参考になったと考えたら幸いです。
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