皆さんはどんな画像ビューアーを使っているのでしょうか?Windows OSでは「Windowsフォトビューア」が標準に搭載されていますが、ユーザーからのレビューから見ればあまり使いやすいとは言えないですね。使い勝手が悪いとか、GIFファイルを開こうとすると標準ではIEが立ち上がり、Windowsフォトビューアーでは開かなかったとか、キーボードの矢印キーで次の画像を表示できなかったとか色々とつっこまれました。
そのため、なにか代わりになるいいビューアーがありませんでしょうかと思いながら、いろいろな画像閲覧フリーソフトを見直しており、今回「フォトビューアーおすすめ5選」をまとめてみました。
画像ビューアおすすめ
1.Apowersoft画像ビューアー
最初に紹介したいのは「Apowersoft画像ビューアー」です。このソフトは機能がシンプルながらビューアーとしての性能はかなりのものです。しかも完全無料のフリーソフトという事で、非常にありがたいです。特徴と言えば、画像表示速度を高速化処理することで、サイズの大きな画像でもあまり時間を掛けずにすぐ閲覧できます。また、操作をより良い便利にするために、マウスホイールの回転またはキーボードの矢印キーで画像の送りとか、「Ctrl+ホイール」またはキーボードの「+」「-」マークで画像拡縮などの細かい設定がたくさんあります。最近のフリーソフトにありがちな広告やスパイウェアが全くなく、画面がきれいです。それでは、画像表示「Apowersoft画像ビューアー」の特徴をまとめておきます。
- BMP、JPG、GIF、PNG、TIFF、SVG、WDP、EXIF、ICOの各画像形式をサポート。
- 複数の画像を一定間隔で表示する「スライドショー」機能をサポート。
- お気に入り機能、好きな画像をまとめて一ヶ所にコレクションできる。
- スクリーンキャプチャと画像編集・加工機能をサポート。
- サムネイル画像表示、一括削除ができる
- 特有の鳥瞰図機能搭載。ホイールマウスを回すことだけで、縦長画像を上から下まで一気に閲覧できます。
- 対応OS: Windows XP、Vista、7/8/10/11 (32ビットおよび64ビット対応)
スクリーンショット機能を利用すれば、画像の好きな部分を切り取ることができます。また、ショットカットキーが標準に設定されますので、それを押せば、スクリーン上のウィンドウ、メニュー、一部の画面または全画面を簡単かつ迅速で画像としてキャプチャするのが可能です。編集機能では、リサイズ、トリミング、フォーマット変換、テキストや吹き出しの挿入などにサポートします。
2.Honeyview
Honeyviewというのは有名の録画ソフトBandicamを開発したBandisoftからリリースされた画像ビューアーです。画像を閲覧する他、簡単な編集や形式変換などの機能も搭載しています。特に便利なところは、デジカメやスマホで撮影した写真を見るとき、EXIF情報を同時に確認できる機能です。対応するフォーマットも多く、最近インターネット上で普及してきたWebPやフォトショップのPSDも開けます。さらにzip、rar、7z、lzh、tarなどのアーカイブフォーマットは展開せずに閲覧できます。
- 軽量・高速
- GPS情報を含むEXIFの表示
- 画像のリサイズと形式変換のバッチ処理
- イメージ、RAW、アニメーション、アーカイブなど、対応フォーマットの多さ
3.FastStone Image Viewer
「FastStone Image Viewer」は、デジタル画像の閲覧・管理全般に利用できる画像閲覧フリーソフトです。サムネイルやプレビューによる画像の閲覧からコピーや移動、一括リネーム、フォーマット変換、レタッチ、スライドショウの作成などまで、幅広くカバーしています。BMP/GIF/JPEG/PNGなどの基本的なビットマップ画像のほか、JPEG 2000/PSD/EPSなど、多数の形式に対応。主要デジタルカメラ各社のRAW画像にも対応します他に主な特徴は以下の通りです。
- スライドショーの再生と作成(BGMの付加を設定できる)
- 画像を2枚、または4枚を並べて比較できる
- スクリーンキャプチャー
- スキンの変換
4.IrfanView
もう1本おすすめの画像ビューアはIrfanViewです。画像の回転、拡縮などのほか、コントラストや明るさといった色調補正、さらに赤目の修正などの加工処理まで行えるので、ちょっとしたフォトレタッチ用途にも利用できる。また、指定したディレクトリ内の画像ファイルをサムネイル表示できるほか、画像をスペースキーだけで次々切り替え表示することも可能。さらに、複数の画像ファイルをまとめて別の画像形式に変換したり、画面を静止画キャプチャーする機能なども備える。公式サイトに日本語がないのは少々残念なところです。
この画像表示ソフトの最も大きな特徴は音声ファイルやムービーも再生可能のことです。BMP/GIF/JPEG/PNG/TIFF/ICOなどの画像形式に対応し、WAVE/MIDIの各音声ファイルやオーディオCD、MPEG/AVIといったムービーファイルの再生が可能です。
5.XnView
XnViewという画像閲覧ソフトおすすめの一番大きな理由は、JPEG/BM/GIF/PNG/RAW/TIFF/WMF/ICOといった500種類以上の画像を表示できることです。基本的な画面構成は、フォルダツリー、サムネイル、プレビューの3ペイン。選択したフォルダ内の画像をサムネイル形式で一覧し、画像を選ぶとプレビューペインいっぱいの大きさで選択画像が表示されます。エクスプローラ同様に、サムネイルをツリーへドラッグすることでファイル移動でき、右クリックからコピー・削除なども可能です。また、サムネイルなどの画像をダブルクリックして編集画面に切り替えると、トリミングやリサイズ、明るさ・コントラストの自動調整など、各種編集も行えます。そのほか、Exif情報の編集、一括リネーム、ファイルリスト作成といったさまざまな機能を備えています。IrfanViewと同様に公式サイトに日本語がないのは少々残念なところです。
終わりに
以上は今回「フォトビューアーおすすめ5選」全部の内容です。どれもWindows標準に搭載する画像ビューアより使いやすくて機能が優れたものです。シンプルで使い勝手のいいものがいいなら、一番目の「Apowersoft画像ビューアー」が最適だと思います。ほとんどの操作はショットカットキーに対応しており複雑の設定が一切ないです。ソフト画面を見るだけで使い方が分かります。ほかの4つのビューアは画像管理機能があるので、ソフト画面がちょっと混雑して使いに難いと思う人が居るかもしれません。デジカメで写真を撮ったり、スライドショー作成したりするかたなら、「FastStone Image Viewer」がいいと思います。動画、音声フォーマットまで対応できるのがお気に入られるなら、「IrfanView」と「XnView」がオススメです。
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