MKV、或いはMatroskaというフルネームとして知られているマルチメディアコンテナーとは、オープン標準のフリーマルチメディアファイルフォーマットであり、一度に複数のファイルを含められることが有名です。2002年12月にリリースされ、現在は映画、テレビ番組、オンライン動画、ビデオクリップなど、広く使われています。
MKVファイルを再生できるメディアプレーヤーが普通に多いですが、残念なことに、ほとんどWindowsユーザーにしか利用できません。ご使用するのはAppleパソコンで、Mac OS Xや最新バージョンのEl CapitanでMKVを再生したい場合、ファイルを変換するか、特別にメディアプレーヤーをダウンロードするかが必要となります。
二つのMac対応のMKVプレイヤー
Media Player Classic
Media Player Classicとは、オープンソースの無料メディアプレーヤーであり、MKV、3ivxやDIVXなど様々なフォーマットをサポートしています。WindowsともMacとも互換性があり、パッケージをダウンロードしたら、インストールは数秒間だけで終わらせることができます。他のフリーウェアと違い、Media Player Classicはアンチエイリアスされた字幕をより良く表示できます。フルスクリーンモードと他の再生オプションも選択できます。
Media Player Classicについての説明、詳細、Macバージョンの対応と他の情報が見つかりにくいのが残念です。公式ウェブサイトですら、僅かな情報とドキュメントしかありません。Media Player ClassicがMac対応の無料MKVプレイヤーであることを考慮すれば、受け入れないこともないのですが。
VideoLAN VLC Media Player
MacでMKVをスムーズに再生できるもう一本の人気ソフトはVLCプレイヤーです。完全無料で、簡単にインターネット上で入手できます。ほとんどの動画と音声フォーマットをサポートしています。例えば、MPEG、AVI、ASF、MP4、OGG、MKV、WAV、FLACやFLVなどです。更に、VLCプレイヤーを使い、MKVの再生ができるだけでなく、DVDと音楽CDとVCDも開けます。それに、VLCメディアプレーヤーはフォーマットの変換とメディアストリーミングもできます。
しかし、VLCはまだ最新のMac OS X Mavericksをサポートしていません。
以上の日本の無料ソフトが信じられないと思う場合、或いはiPhone、iPadなどのAppleデバイスでMacを再生したい場合、バージョン10.11も含めたMac OSでのMKV変換はどうでしょうか。汎用できるフォーマットにMKVを変換するメリットは、いかなるメディアプレーヤーでもMKVを再生できることです。その上、自由に動画編集ツールにインポートしたり、コンテンツを変更したりすることも可能です。
Mac(OS X El Capitan)でMKVを変換できる二つのツール
フリーオンラインの方法-Apowersoftフリーオンライン動画兼音声変換ソフト
追加のプログラムをお使いのMacにインストールしたくない、或いはプログラムのプレミアムパッケージを購入したくないと思うなら、Apowersoftフリーオンライン動画兼音声変換ソフトのようなオンラインコンバータの使用をお薦めいたします。このツールは完全無料で、インストールも登録も不要です。更に、MKV、MP4、AVI、ASF、3GP、MOV、WMV、FLV、WMV、FLAC、RAやAACなど色んなフォーマットをサポートしています。
このオンライン変換アプリの素晴らしい所は変換前の各種設定です。出力サイズ、解像度、ビットレート、フレームレート、チャンネルとサンプルレートなどが調整できます。このツールを利用し、MacでMKVを変換するのは非常に易しいです。以下の説明を読んでください。
- ウェブサイトを開き、オンライン動画兼音声変換ソフトにアクセスします。そして、「ファイルを選択して起動」ボタンをクリックします。
- 初めて利用する場合は、起動ツールのダウンロードが必要です。「起動ツールをダウンロードする」ボタンをクリックし、表示されるアニメーションに従い操作すればいいです。
- それでオンラインコンバータは起動され、ポップアウトされるウィンドウに変換したい動画ファイルをアップロードします。
- 表示されるコンバータの画面で「形式」にMP4を選び、自分の必要に応じ、「設定」に動画の解像度、ビットレートとフレームレートなどを調整します。ちなみに、鉛筆アイコンをクリックすれば、トリム、クロップ、透かし追加など簡単な編集もできます。
- 設定の調整が終わったら、「変換」ボタンをクリックし、変換作業が完了まで待てばいいです。
このオンラインツールではMacで直接MKVを再生できませんが、MacやAppleデバイスで再生できる、且つ編集できるフォーマットに変換することができます。この方法で、MKVメディアファイルを汎用できます。
シェアウェア-Apowersoft Mac動画変換マスター
素晴らしい機能を持つプロソフトを探している上級のユーザーには、Mac動画変換マスターを推薦いたします。動画画質の無劣化変換をサポートしていて、MP4、M4V、MOV、FLV、AVI、RMVB、3GP、WEBM、MKV、MP3、OGG、M4A、WAVやAC3などを含めたたくさんのフォーマットを対応します。Mac動画変換マスターとiMovie、iTunes、FCP、Final Cut ProなどのAppleアプリとの互換性も良いです。その上、ソフトのMTS変換機能でAVCHDファイルを直接変換できます。
このMac用のMKVコンバータは非常に簡単に使えて、成功に変換するにはパソコンの専門スギルなど全然要りません。詳しい使い方は以下の内容を参考してください。
- お使いのMacにこのソフトをインストールし、立ち上げます。
- インターフェースの一番上にある「変換ツール」アイコンをクリックします。
- 「追加」ボタンをヒットし、変換したいMKV動画をロードします。
- Macの対応できる出力フォーマットを選び、必要であれば動画の設定を調整します。
- 「変換」ボタンをタップし、処理が終わるまで待ちます。
Mac最新バージョン対応の専門動画変換ソフトである他に、このプログラムはオンライン動画のダウンロードもできます。Youtube、FC2、ニコニコ動画、Dailymotion、 Vimeo、Blip TV、Metacafe、Liveleak、Huluなどのサイトから動画を保存できます。更に、実用的な編集機能で動画を編集することも可能です。ちなみに、Macなら変換しなくても、このソフト内蔵のプレイヤーにより、MKVを直接再生できます。
結論
以上の無料プレイヤー、オンライン変換ツールと上級ソフトを利用すれば、MacでMKV再生が実現できます。ご自分のニーズに応じて、オープンソースの無料ソフトを使うか、専門のオールインワンソフトMac動画変換マスターを使うかを決めましょう。
コメントを書く