2017年9月にリリースされたiOS 11。パーソナライズされたApple Pay、改善されたコントロールセンター、改良された絵文字、ARKit、新しくなったApp Store、Apple Mapsなど。しかし、iOS11の隠れた機能をまだご存じない方もいらっしゃるかと思います。そんな機能を知りたい方に、以下でご紹介します。
iOS 11の隠された便利機能10
新しいLive photo
Live Photoは、カメラが動きとサウンドを捉えることができる機能です。もともとはiPhone 6sの機能として追加されました。以前は、デバイスのスクリーンを長押しして、スタンダードモードでのみ新しいLive photoを閲覧できました。現在では、Live photoは改善されています。カット、ループ、バウンス、長時間露光などの異なる効果で写真を見ることができるようになりました。Live photoに効果を加えるためには、スクリーンをスワイプするとアニメーションが表示されます。
FaceTimeでLive Photo撮影
多くのiPhoneユーザーが、遠くに住む愛する人と話すのにFaceTimeを利用しているようです。FaceTimeは、2010年にApple Inc.によってiPhone 4に搭載されました。しかし、今はiPad、iPod Touch、Macなどの他のデバイスでも機能します。FaceTimeで話しているとき、以前はスクリーンを撮影するのが非常に困難でした。iOS 11から、電話をしながらLive Photoが取れるようになりました。やり方は、設定 > FaceTimeです。
片手キーボード
iPhoneのキーボードを片手で打ちたいときってありますよね。でも、今まではキーボードが広すぎて全部に指が届かなかったかと思います。iOS 11の隠れた機能のひとつは、片手キーボードです。これをオンにすると、片手で簡単にタイプできます。オンにするためには、「設定」へ行き、「一般」をタップし、「キーボード」をクリックします。それから「片手キーボード」をオンにしてください。
新しいメッセージ用スクリーン効果
Appleの新しいメッセージ機能では、メッセージの吹き出しの見た目や画面全体にアニメーションを表示する方法が変更できます。メッセージのアプリでは、4つの異なるアニメーション効果と表示があります。メッセージをタイプして、「送信」を長押しすると、「効果をつけて送信」というメッセージがでます。「効果」をタップして、アニメーションを選択します。
運転中モード
Appleは長時間のドライブの際電話やメッセージの受信を防ぐ、隠れた iOS 11の機能を搭載しました。 こうすることで、ドライバーは運転に集中することができ、気が散らなくて済みます。自動的にオンになるようにするには、新しいコントロールセンターに追加する必要があります。「設定」へ行き「コントロールセンター」を選択し、「コントロールセンターをカスタマイズ」を選んで「ドライブモード」を追加してください。スクリーンで上に向かってスワイプして、オンにしてください。
インスタントSiri翻訳
SiriはAppleによってデザインされたパーソナルデジタルアシスタントです。質問してすぐに回答してくれるボイスコントロールです。おすすめをしてくれたり、デバイス上の操作を行ったりすることもできます。iOS 11では、Siriは英語からフランス語、イタリア語、中国語、ドイツ語などに翻訳ができます。例えば、ホームボタンを押して、「Siri、ドイツ語で家はなんて言うの?」と質問します。すると、正しい翻訳を教えてくれます。
*今のところ翻訳機能は日本語未対応
すべてをPDFに
iOS 11の隠れた機能のひとつはPDFとしてのマークアップです。ウェブページや写真を見ながら、PDFを作成する新しいオプションです。「シェア」をタップし、「PDFを作成」を選択します。そうすると、テキストを加えたり、ラインや絵を描いたりすることができます。
新しい電源ボタン
電源ボタンが壊れてイライラしたことはありませんか。電源を落とす必要があるのに、それを行う術がない時です。iOS11のお陰でバッテリーが消耗しきる前に新しい電源ボタンオプションでオフにできます。「設定」> 「一般」> 「システム終了」を選択し、スライドしてオフにしてください。
WiFiパスワードの共有
友達の家に行ってWiFiを借りたいときってありませんか?でも、パスワードがちょっと複雑という時です。iOS11では、友達のiOSデバイスにウィンドウが表示され、WiFiネットワークに接続されており、あなたとパスワードをシェアを希望するか確認が表示されます。この機能があれば、パスワードを入力することなくWiFiに接続できます。
iPad用Ever-Note
iOS 11を搭載したiPadでは、ドキュメントをスキャンするのが簡単になりました。パソコンでドキュメントスキャナーでドキュメントをスキャンするのは必要ではありません。ノートアプリの「+」> 「ドキュメントをスキャン」 > 写真を撮って端を合わせるだけです。
結論
上記に挙げたものは、iOS11の隠れた小ワザの一部です。どれも便利な変更で、iOSデバイスを改善しています。デバイスをうまく使いこなすには、これらの機能を知っていると役立ちます。
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