PDFはビジネスシーンで最も使われているファイル形式です。近年、スマホの普及に伴ってPDFを編集するためのスマホアプリもだんだん増えています。このため、スマホでも簡単にPDFを編集できるようになりました。ここでは、iPhoneユーザーにオススメのPDF編集アプリを5つ紹介します。
iOS用PDF編集アプリおすすめ5選
iAnnotate PDF
iAnnotate PDFはAnnotate(注釈追加)やModify(ページ管理)、Secure(セキュリティ)などの機能を提供します。「Annotate」はテキストを追加したり、線を引いたり、日付スタンプを入れたりすることができる注釈機能です。「Modify」にはPDFページの追加、削除、並べ替え、回転などのための機能があります。そして、「Secure」ではiOSデータ保護のサポートとキーチェーン機能を提供します。
また、編集したPDFを共有する場合に備えてiCloudバックアップと共有機能も用意されています。有料製品ですが、PDFに関する機能が豊富なため試す価値のあるアプリだと思います。
Adobe Acrobat Reader
PDFの開発元であるアドビシステムズが開発したPDF閲覧の定番アプリです。PDF表示の他にも、コメントを追加したり、線を描いたり、ハイライトを入れたりするための注釈機能があります。
また、スキャン機能とフォームの記入と署名機能も備えています。ただし、無料使用できるのは基礎版で、付加機能を使うにはフルバージョンの購入が必要です。
Foxit PDF
Foxit PDFはApp Storeから無料で入手できるPDF編集アプリです。このアプリを使ってPDFファイルに注釈やスタンプを追加したり、ページを並び替えたり、削除したりすることができます。また、フォームへの入力、データのインポートとエクスポートなどのフォームに関する機能も備えています。ファイルを共有するには、iPhoneにインストールされているクラウドストレージアプリ経由で共有すると、同じWiFiネットワーク内のデバイスに共有するという二つの方法があります。
PDFPen
2,400円で入手できるiPhoneとiPadの両方で使えるPDF編集アプリです。ハイライトや注釈を追加したり、画像や署名を挿入したりすることはもちろん、自由に線や図形を描くことも、特殊な署名を含むPDFフォームに入力することもできます。また、ページの置換、削除、クロップなど、基本的な機能も提供されています。まさに実用機能満載の一本ですが、料金がちょっと高いと思って手を出さない人もいるでしょう。
SignEasy
SignEasyは、その名の通り署名追加に使えるアプリです。他にも、テキスト、チェックボックス、画像、ロゴなどを追加するための便利機能が多くあります。
注釈を追加する時、テキストスタイルとフォント種類と文字色をカスタマイズすることができます。このアプリは、注釈や署名を追加するような基本的な編集機能しかないため、高度な編集作業にはおすすめしません。
終わりに
上記で紹介した五つのアプリは全部有料製品なので、基本的な編集操作なら無料版でも十分ですが、高度な編集が必要な場合はフルバージョンの購入が必要となります。どれも評判のいい高機能アプリなので性能面の心配はないと思います。iPhoneでPDFを編集できるアプリをお探しなら是非上記を参考に必要な一本を選びましょう。
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